このたび、お料理教室をやっている秀子さんをはじめみなさんのやる気に触発され、
初めてパン作りに挑戦してみました。参考にした本は グラフ社発行、大塚せつ子著の
「白神こだま酵母のパン作り」です。その中の基本パン「ソフトフランスパン」を焼いてみました。
材料を用意しました。 国産小麦粉(強力粉。白神ブレンド) |
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ボールに強力粉、砂糖、塩を入れて、両手で粉類をすくい上げるようにしながら、空気を含ませます。こうすることで、香りのよいパンになるのだそうです。
やっていると とてもやわらくフワフワしたやさしい感触が手に伝わってきました。 |
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酵母とぬるま湯を入れると、べたべたと手にくっついてきて、こんなにぐちゃぐちゃで大丈夫かいな、と心配になってきましたが、それでも我慢して、手やボールについたものをこそげていると、どうにかひとまとまりになりました。
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昔、パイを作るために買ったシートを台の上に広げて、両手でつかんだり、こすり付けたり、伸ばしたり、たたんだりしていると、生地がなめらかになってきました。
これが 二ーディング=こねるという作業なんだと実感。 足はかなり踏ん張っていました。 |
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5分ほど置いた後、両手のひらのつけ根を使い、押して、戻してを繰り返しました。通常は 10〜15分こねるそうですが、白神こだま酵母の生地のいいところは、こねやすいのが特徴だそうで、7〜10分ほどでなめらかになり、薄くきれいにのばすことができました。
よく、パン作りにはたたきつけるという作業をしなければならないと聞きますが、その必要がないのだそうです。よかったよかった! |
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ほら、この通りなめらかになったでしょう?
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ボールに入れて、乾かないようラップをかけ、50〜60分1次発酵をさせました。
この間 30℃をキープさせなければならないので、シンクにお湯を張って浮かべていました。少しずつお湯を足して温度の調整をまめにしました。 |
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約1時間後です。生地は2倍以上にふくらみました。指をさし入れても、穴があいたままであれば、発酵完了なのだそうです。
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生地を二つに分割しました。この切るもの(スケッパ?)は ホームセンターで348円で見つけました。お買い得!
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15分間のベンチタイムを取ります。この間生地が乾燥しないよう、大きな密閉容器をかぶせておきます。
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なまこ形に形を整えて、オーブンペーパーに乗せました。
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密閉容器をかぶせて、仕上げの発酵をします。この大きなタッパーは アメリカで20年前に購入したものですが、かぶせ式になっているので、今回大活躍してくれました。このままでシンクのお湯に浮かべて約1時間、30℃の温度管理ができました。 |
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最終発酵のできあがりです。指で押してゆっくり戻ってきたら、OKだそうです。
粉を振りかけて切り目を入れて、200℃のオーブンで約15分焼きました。 |
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クーラーの上に焼き上がりをのせて、さあできあがりました。 酵母のとてもいい香り! |