D
今回は、中学時代の野球部の同級生について話したいと思います。
まず、田辺君(投手)は、いわゆる天才でした。練習は嫌いでよくサボったが、 才能は抜群、凄いコントロールでインコースを突き、サードの僕のところへ
ボテボテのゴロを打たせてアウトを取る。1番の僕はチビでしたので、四球で 出塁し、そして盗塁(足は速かった)して二塁へ、3番の田辺君がヒットを
打って1点取る。その1点を田辺君・亀山君のバッテリーで完封して勝つ。 これが、当時の御南中野球部の必勝パターンでした。
捕手の亀山君は、温和でやさしい人柄でした。よく家に遊びに行って将棋を 教えてもらったことも懐かしいです。彼の将棋の腕前はすごいです。 何回やっても子ども扱い(子どもだったんですが、・・・)でした。 野球でよくカッカしていた僕をそのキャラクターでなだめ、平静に戻して くれました。 声もよく出し、チームメイトに的確な指示を出すよい捕手でした。 塩野君(遊撃手)は、2番だったんじゃないかなと思うんですが、打撃もなかなかのもので、よくタイムリーを打っていたように思います。
|